音タイム。
もの凄い勢いでカナブンが2匹直撃し、穏やかじゃない。
ども、フォトグラファーの大野智嗣です。
音を出すという事、作るという事。
まぁ、空気を振動させる事で、音がでるのは周知の事で、世の中の音は至る所で空気が振動しているんだなぁ、って。
耳をすまして聞こえて来る沢山の音。全てが誰かだったり何かが空気を震えさせている摩擦音。
意図的に振動幅を調節する楽器。
偶然発生する振動で震える空気。
その中に、音楽が有ったり、言葉という音が有ったりと、当たり前に接している全ての音が、余りに複雑な空気の偶然振動で、ちょっとした奇跡。
心地よい振動だったり、不快な振動だったり。
遠くで聞こえるピアノの音、蝉の鳴き声、車のロードノイズ・パターンノイズ。
特定出来ないなにかの音。
これらが混ざり合って生活音としてひとまとまりになり、耳に届く。
この瞬間のこの音は、もう二度と聞く事はないんだなぁって思う。
写真のように一瞬で記録出来ない音の思い出。
いろんな土地で聞いた音が急に恋しくなり、それを思い出したくなる事がたまに有る。
だから、久々にゆっくりベランダで、音を記憶してみる。
なんだか良い休日。
世界その物が音で包まれている気持ち。
んで、カナブンが降ってきた。。ぶーーん。
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