真実を写す写真。

どーも、フォトグラファーの大野智嗣です。

人の写真を撮るようになったきっかけ。勿論理由は様々ですが偏にアービング・ペンという写真家の撮るそれが大きい訳です。
アーベング・ペンは広告写真の写真家ですが、著名人を写したポートレートが兎に角美しい(美しいというという言葉では表現出来ませんが)訳で、初めて見たその日からいつか「人」を撮りたいな、と。

僕の撮る写真の大半が「家族」という本来プライベートな部分。
そこに踏み入ってシャッターを切る訳なので、覚悟というか責任感というか何だか言い表せない感情が有ります。
そんな気持ちに近い言葉を見つけたので引用。

“それは痛みを伴い、疲れきってしまうもの。
まるで手術のようなものだ。
彼らの人生の一部を切り取り、異なる状況の下におく。
そして彼らそのものに深く侵入していくようなものだ。
それは苦痛を伴い、できれば写真を撮るたびにさけたいとはおもう。
人をコントロール、もしくはコントロールしすぎないようにして、それ自身の真実を明らかにしようとすることなのだ。”
                                            ーアーベング・ペン

「痛み」という程は感じてませんが、一件撮影が終わると疲れきってしまう感情。
それは、撮影自体の事では無くて部外者である自分がその家族の中に侵入している事、なのかもしれないなぁ、って。

只それが苦痛でも無く心地よい疲れだからこそ、一生このような撮影をして行きたいと切に願う訳です。

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